モバイルPCの選び方を解説。レンタル・リース・購入の選び方も併せて紹介

モバイルPCの選び方を解説。レンタル・リース・購入の選び方も併せて紹介

小型で軽く、持ち運びが負担にならないモバイルPC。外出先でパソコンを使いたい方や、外回りにパソコンを持ち歩きたい営業職の方などに最適です。しかし、モバイルPCを選ぶ際、どのように選べばよいか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、モバイルPCを選ぶときのポイントや、レンタル・リース・購入のメリット・デメリットなどを解説します。

モバイルPCの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

モバイルPCとは

モバイルPCとは、軽量・薄型で持ち運びしやすいコンパクトなパーソナルコンピュータのことです。厳密な定義はありませんが、一般的には14インチ以下で、ノートパソコン、タブレットなどを指します。外出先でパソコンを使う機会がある方に向いています。

モバイルPCの選び方

モバイルPCを選ぶときは、次のポイントを確認しましょう。

持ち運びやすい大きさか

モバイルPCのサイズは携帯性や作業効率に関係します。持ち運びやすく、作業もしやすいサイズは13インチ前後が目安です。
サイズが小さいと持ち運びしやすいですが、ディスプレイやキーボードのサイズも小さくなるため注意が必要です。文字や表が見えにくくなったり、キーボードの操作性が悪くなったりして、作業効率が落ちる恐れがあります。携帯性だけでなく、実際に作業することも想定して、バランスの良いサイズを選びましょう。

持ち歩きやすい重さか

モバイルPCの重さは平均すると1キログラム〜1.5キログラムで、1キログラムを切る軽量モデルもあります。重さは携帯性に関わるため、よく確認しておきましょう。持ち運びしやすいモバイルPCの目安は1キログラムです。ただし、軽量のタイプはバッテリー容量が足りない可能性もあるので注意しましょう。

バッテリーの容量は適切か

モバイルPCを充電できない場所で使うことが多い方は、バッテリーの駆動時間がとても重要です。8時間以上を目安にすると、充電切れの心配なく作業できるでしょう。
ただし、バッテリーの容量は本体重量と比例することに注意が必要です。重量が重いと持ち運びが苦になり、モバイルPCの魅力が軽減します。充電できない場所でどのくらい使用するかを考えて、バッテリーの容量を選びましょう。

堅牢(けんろう)性が高いか

持ち運びする機会が多いモバイルPCは、衝撃や振動など、さまざまな物理的な負荷がかかります。パソコンが故障すると修理に時間と費用がかかるため、堅牢性をチェックしておきましょう。
落下試験や振動試験など、MIL規格に準拠したテストやメーカー独自の耐久テストが行われていると安心です。
また、本体の素材にカーボンやマグネシウム合金を採用しているタイプは衝撃に強く頑丈です。ストレージは衝撃に強いSSDが多くのモバイルPCで採用されています。

スペックは十分か

用途に対してスペックが十分であるか確認しておきましょう。CPUは処理性能に関係するパーツです。快適に作業するなら、IntelのCore i5以上、AMDのRyzen 5以上を選ぶとよいでしょう。また、モバイルPCのメモリは4〜16GBが一般的です。メモリに余裕があれば複数のアプリケーションを同時に開いてもスムーズに作業できますが、メモリが不足していると処理に時間がかかり作業効率が落ちてしまいます。
使用目的が少しのWeb閲覧やメールの送受信程度であれば、4GBでも動作します。しかし、複数のアプリを同時に使用する場合は8GB以上、画像の加工や動画編集に使うなら16GB以上を目安に選びましょう。快適な動作を望むのであれば、多くのメモリを積むのがおすすめです。

モバイルPCを導入するならレンタル・リース・購入のどれにする?

モバイルPCを手に入れる方法には、レンタル・リース・購入の3つの方法があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを知って、自社に合った方法を選びましょう。
レンタル・リース・購入の主な違いを表にまとめましたので、ご覧ください。

レンタル リース 購入
契約期間 短期~長期 長期(法定耐用年数×70%以上)
会計処理 賃貸借処理 売買処理または賃貸借処理(契約内容による) 売買処理
解約 可能(解約清算金は必要) 原則不可
故障時の対応 レンタル会社で代替機の提供、または引取修理 お客様が修理 お客様が修理

モバイルPCを導入するときは、必要な期間や導入費用などを考慮してレンタル・リース・購入のいずれにするかを検討しましょう。
モバイルPCのレンタル・リース・購入について、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

レンタルのメリット

レンタルのメリットは次の通りです。

短期から長期までレンタル期間を設定できる

レンタルは1日や1週間などの短期から、数カ月・数年の中期〜長期まで、希望に合った契約期間を設定できます。一時的に利用したいときにはレンタルが便利です。

急なニーズにも対応できる

レンタルは、レンタル会社が所有しているモバイルPCの中から借りる契約です。急にモバイルPCが必要になった際も、レンタル会社に在庫があれば迅速に対応してもらえます。

故障の場合は代替機に交換してもらえる

レンタル料には保守費用が含まれているため、故障したときは同等スペックの代替機に交換してもらえます。万が一、レンタルしているモバイルPCが故障しても修理代を負担する必要はなく、スピーディーに対応してもらえるので安心です。

レンタルのデメリット

レンタルのデメリットは次の通りです。

長期間の利用は費用が割高になることがある

レンタルは必要な期間だけ利用できるため、短期間の利用は購入やリースより割安です。しかし、レンタル期間によっては支払総額が割高になる場合があります。

機種の選択肢が限られる

レンタルの場合、レンタル会社が保有する機種から選んで借り受けます。購入やリースに比べると、選択肢が少ないことがデメリットといえます。

リースのメリット

リースのメリットは次の通りです。

初期費用を抑えて導入できる

リースの場合、月々のリース料を負担するだけで導入できます。支払総額は購入した場合より高くなりますが、購入する場合のように多額の初期費用がかかりません。

最新機種を導入できる

リースは、ユーザーが希望した機器をリース会社が購入し、賃貸する契約です。そのため、商品選択の自由度が高く、最新機種を新品で導入できます。

リースのデメリット

リースのデメリットは次の通りです。

納入まで時間がかかる

リースは、リース会社がメーカーからモバイルPCを購入した後に貸借するという契約方式のため、納入まで時間がかかります。急なニーズには対応できない可能性があることに注意が必要です。

修理・保守費用は自己負担

リースはレンタルのように保証が付いていません。故障・修理・保守にかかる費用は自己負担となります。

購入のメリット

購入するメリットは次の通りです。

所有権が自社にある

レンタルやリースは自社の所有物になりませんが、購入した場合は自社に所有権があります。レンタルやリースは自社の所有物になりませんが、購入した場合は自社に所有権があります。モバイルPCが会社のものになることがメリットといえます。

長期間使用なら、コストを抑えられる

購入する場合、レンタルやリースのように契約期間がないので期間に制限なく使用できます。同じ期間レンタルまたはリースする場合と比較すると、コストを抑えることができます。

購入のデメリット

購入するデメリットは次の通りです。

初期費用がかかる

レンタルやリースの場合は、初期費用を抑えて導入できますが、購入する場合は必要台数分の初期費用が一度にかかります。複数台購入すると高額な費用になることもあるので、よく検討してから導入しましょう。

保証期間を過ぎたら修理は自己負担

購入の場合でも保証期間があり、期間内であれば修理費用を抑えられます。しかし保証期間は長くなく、期間を過ぎると修理費用は自己負担となります。場合によっては買い替えも必要になります。

モバイルPCのレンタルならテクノレントがオススメ

モバイルPCの導入には、レンタル・リース・購入の3つの方法がありますが、短期間の利用をお考えの方や、すぐに導入したい方、初期費用を抑えたい方にはレンタルがオススメです。

テクノレントでは、軽量でコンパクトなB5サイズのモバイルパソコンを取りそろえています。長時間駆動タイプもあるので、充電できない環境で利用する機会が多い方も安心です。

故障の際は同等スペックの代替機を交換する保守が標準で付いております。代替機の交換は、平日12時までのご連絡で、原則翌営業日発送と迅速に対応いたします。(機種、内容によって対応できない場合もあります)

モバイルPCのレンタルをご検討中の方は、ぜひお気軽にお問合せください。