ネット環境が必要になるのは会社の中だけではありません。外出先や出張先、リモートワーク、セミナー、展示会などさまざまな場面が考えられます。そのようなときに便利なのが、モバイルWi-Fiルーターです。
本記事では、モバイルWi-Fiルーターをレンタルするメリットや、選ぶ際のポイントなどを解説します。外出先で安全なネット環境を確保したい方は、ぜひ参考にしてください。
法人ならモバイルWi-Fiルーターのレンタルがオススメ

Wi-Fiルーターには、据え置き型とモバイル型の2種類があります。携帯性に優れたモバイルWi-Fiルーターを持ち歩けば、どこにいても安全なネット環境が得られるため、仕事の効率化やセキュリティ面の強化が可能です。
営業先やリモートワーク、屋外でのイベントなど、社外でパソコンやタブレットを利用する場合は、モバイルWi-Fiルーターがあると便利です。法人なら、モバイルWi-Fiルーターのレンタルがオススメです。その理由は主に2つあります。
1:いつでもどこでも安全なネット環境を確保できる
モバイルWi-Fiルーターは、Wi-Fi環境が整っていない場所でもパソコンやタブレット、スマートフォンでインターネット通信ができるようにするための機器です。携帯しやすいようコンパクトになっているため、外出時に持ち歩いても邪魔になりません。
外出先ではフリーWi-Fiを利用できるスポットもありますが、セキュリティ面に不安があるため、なるべくなら利用しない方がよいでしょう。
モバイルWi-Fiルーターを携帯しておけば、場所を選ばず安全なネット環境を確保できます。
2:テザリングより快適
スマートフォンのテザリング機能を利用すれば、外出先でもノートパソコンやタブレットをインターネットに接続できますが、スマートフォンのバッテリー消費が激しいことや、データ通信量を消費してしまうなどのデメリットがあるため注意が必要です。
テザリングの接続方式には、Wi-Fi接続・Bluetooth接続・USB接続の3種類があります。
Wi-Fi接続はもっともバッテリー消費が激しいため、利用状況によってはスマホのバッテリーを大きく消費し、外出中に充電切れになってしまう恐れがあります。
Bluetooth接続は通信速度が遅いため、快適なネット環境を確保できない可能性があります。
USB接続は、通信速度は速いものの、有線のケーブルが必要になります。
モバイルWi-Fiルーターは通信速度が速く、外出先でも快適にインターネットを利用できます。またテザリングのようにバッテリー消費を気にする必要がありません。
短時間のネット接続であればテザリングが便利ですが、長時間にわたって作業を行う場合は、モバイルWi-Fiルーターを利用することをオススメします。
モバイルWi-Fiルーターをレンタルするメリット

モバイルWi-Fiルーターの導入を検討する際、購入とレンタルではどちらがよいか悩む方も多いはず。結論から言うと、法人のモバイルWi-Fiルーターは「レンタル」がオススメです。
モバイルWi-Fiルーターのレンタルには、次のようなメリットがあります。
初期費用を抑えられる
一度に多くの台数を導入する場合、購入するとなると初期費用が高額になります。一方レンタルの場合、必要な費用は毎月定額のレンタル料金のみなので、導入時の初期費用を抑えられます。
コストを削減できる
モバイルWi-Fiルーターの利用台数は、時期によって異なることもあります。繁忙期や展示会などのイベント時は、通常よりも多くの台数が必要になるかもしれません。
もしモバイルWi-Fiルーターを購入した場合、こうした時期に左右され、余ったり足りなくなったりする恐れがあります。足りなくなるのは困りますが、余るほど購入するのはムダです。
一方、レンタルの場合はレンタル期間を選べます。一時的に多くの台数が必要になれば、その期間だけレンタル台数を増やせばよいのでムダがありません。必要な台数を必要な時に導入できるため、コスト削減につながります。
セキュリティ面で安心
外出先や出張先ではフリーWi-Fiを利用することも可能ですが、なかには危険なフリーWi-Fiもあります。ウイルスに感染したり、個人情報やパスワードが盗まれたりする危険性があるので、外出先で安全にインターネットを利用するなら、モバイルWi-Fiルーターを持ち歩くのが安心です。
故障時に素早く対応してもらえる
万が一、モバイルWi-Fiルーターが故障してしまった場合、レンタルであればすぐに対応してもらえます。一方、購入した場合は修理の依頼が必要になります。購入店舗に持ち込まなくてはいけないため、手間と時間がかかってしまいます。故障時の対応を考えると、モバイルWi-Fiルーターはレンタルの方が安心です。
法人向けのモバイルWi-Fiルーターを選ぶときのポイント

法人向けのモバイルWi-Fiルーターを選ぶときは、個人向けとは選ぶポイントが少し異なります。次のポイントを意識して選びましょう。
データ容量が十分であるか
モバイルWi-Fiルーターを選ぶときは、データ容量が十分であるか確認が必要です。データ容量を超えて使用した場合、速度制限がかかって通信速度がかなり遅くなるため、仕事の効率が下がります。ギリギリではなく余裕を持ったデータ容量にしておいた方がよいでしょう。1GBの通信目安は次のとおりです。
目的 | 1GBでできること |
---|---|
ウェブの閲覧 | 約3,300ページの閲覧 |
メールのやりとり |
約20万通(テキストのみ) ※1回500文字の場合 |
LINEトーク |
約40万回の送受信 ※1通300文字の場合 |
LINE通話 | 約55時間 |
動画の再生 | 約2時間(標準画質) |
Zoomを使用する場合に必要なデータ容量の目安は以下のとおりです。
使用時間 | パソコン | スマホ | ||
---|---|---|---|---|
音声のみ | ビデオ通話 | 音声のみ | ビデオ通話 | |
10分 | 約10MB | 約70MB | 約7MB | 約80MB |
30分 | 約30MB | 約210MB | 約20MB | 約240MB |
1時間 | 約60MB | 約420MB | 約40MB | 約480MB |
2時間 | 約120MB | 約840MB | 約80MB | 約960MB |
3時間 | 約180MB | 約1,260MB | 約120MB | 約1,440MB |
引用:OCN「Zoomに必要なギガ数はどれくらい?ギガの節約方法も解説」
ウェブサイトの閲覧やメールの送受信程度であればギガの消費量はさほど多くありません。しかし、Zoomを利用してビデオ通話する場合は2時間で約1GB消費します。打ち合わせでZoomを頻繁に使う場合や、毎日外出先で使用する場合などは50GB以上が安心です。
ただし、データ容量が大きいモバイルWi-Fiルーターは、レンタル料金が高い傾向にあります。頻繁に利用しない場合や、出張に合わせて1日だけレンタルしたい場合などは、通信量の目安を参考にして容量を選びましょう。
希望するレンタル期間を選べるか
希望するレンタル期間に合うプランがあるか確認しておきましょう。モバイルWi-Fiルーターは短期間より長期間レンタルする方が割安です。しかし、出張などで一時的にモバイルWi-Fiルーターが必要になる場合もあるはずです。利用する際には、目的・用途に応じたレンタル期間があるかを確認しましょう。
必要な台数をレンタルできるか
法人でモバイルWi-Fiルーターを契約する場合、複数台を契約することは珍しくありません。必要な台数をレンタルできるか、契約可能台数を確認しましょう。
契約台数が多ければ、レンタル費用を割引してもらえるケースもあります。どのくらい割引になるかは明示されていないことがほとんどなので、見積もりを取って検討することを推奨します。
サポート体制が整っているか
モバイルWi-Fiルーターのレンタルは、トラブルが起こった際のサポート体制が整った事業者を選ぶことも重要なポイントです。急に故障して使えなくなったとき、対応が遅い事業者では業務が止まってしまいます。トラブルが発生したときに、どのくらいのスピードで対応してもらえるか確認し、サポート体制が整ったレンタル事業者を選びましょう。
まとめ

モバイルWi-Fiルーターを携帯すれば、どこにいても安定したネット環境を確保できます。フリーWi-Fiスポットを利用せずに済むので、安心して業務をこなせます。
レンタルを利用すれば、初期費用を抑えながら必要な台数を導入可能です。また故障などのトラブルが発生した場合にもすぐに対応してもらえるので安心です。
モバイルWi-Fiルーターの導入を検討中の方は、本記事でご紹介した法人向けモバイルWi-Fiルーターを選ぶ際のポイントを参考にしてお選びください。